市立小樽美術館(色内1)3階市民ギャラリーで、12月13日(水)から、第10回ペンギンクラブ木版画作品展が開かれている。
同クラブは、生涯学習プラザ「レピオ」の版画教室に通っていた約30名によって、1996(平成8)年に発足。以来、毎年1回作品展を開いている。
今年で10回目となった作品展には、平磯公園や住之江教会、小樽運河などをモチーフにした作品35点が並んだ。彫ったところに墨を入れて刷る版画と逆の作業を行う“陽画”という技法のため、同クラブの人たちは、「実際に刷ってみないと、どんな作品が出来上がるのか分からない面白みがある」という。
番雄一郎代表(67)は、「みんなそれぞれが、色々な思いで作品を作り、特徴が現れているので、ぜひたくさんの人に見てもらいたい」と話していた。
ペンギンクラブ木版画作品展は、12月13日(水)から17日(日)まで。入場無料