小樽市議会「平成会」(大橋一弘会長)は、12月5日(火)15:00、小樽市役所第1応接室で、平成19年度統一地方選挙出馬候補予定者6名(新人2名)を発表した。
公募で選ばれた新人2名は、会社員の加賀則明氏(46)と元小樽青年会議所理事長の鈴木喜明氏(48)。
加賀氏は、産業廃棄物収集業の有限会社ラングの取締役。17年前に小樽に移り住み、小樽市出身の妻や友人の意見を聞く中で、11月28日(火)に引退を表明した同会の大畠護議員の後継として、次期市議選に出馬することを決めた。「声の届かない人たちの代弁者である大畠議員の政治理念や活動を素晴らしいものと思い、市民の方々の声を反映することが出来る平成会で市議会議員に」と、立候補を予定している。
鈴木氏は、不動産管理業で、元小樽青年会議所理事長を務めた。以前から同会との関わりがあり、次期市議選の公募に参加した。「今の小樽には危機的状況が続いている。早急に良い方向へ進めていかなければいけない。高齢者や若者が安心して住めるまちづくりと経済活性化ビジョンを打ち出したい。自由に意見を出せる平成会で切磋琢磨して頑張りたい」と述べた。
平成会では、大畠護副会長(67)が勇退し、大橋一弘会長(60)、小林栄治顧問(69)、上野正之議会運営委(61)、森井秀明幹事長(34)の4議員が出馬を予定している。同会では、「公募に5人の問合せがあり、非常に有難く思っている。市民の方からも市議会への窓口が開いて良いことだと言われました。市民の人たちは色々な意見を持っており、市議会に対しての怒りなども強く感じられた。今後もこの方法を続ければ、もっとたくさんの人が出てくると思う」(大橋会長)と話していた。
現在、さらに1名の公募者とも話しが進められており、「公募期間は終わったが、今後も話があれば、ぜひ協力していきたい」としている。