12月に入り、いよいよクリスマスシーズンが到来した小樽市内で、プロのケーキ職人による「手作りケーキ教室」が、2日(土)14:00~16:00、かもめ亭(色内1)で行われた。
ケーキ教室は、11月11日から開催している小樽ロングクリスマス(小樽観光誘致促進協議会)イベントのひとつ。12月2日(土)・3日(日)・7日(木)の3日、市内の菓子店「洋菓子の館」、「銀の鐘」、「あまとう」の協力で開催。
2日(土)は、「洋菓子の館」の吉枝均パティシエが講師となり、生クリームの作り方やデコレーションの仕方を指導。市民15名が集まり、パティシエのパターさばきに、「すごい」、「きれい」、「私たちに出来るかしら」と驚いていた。
教室では、スポンジや生クリーム、イチゴ、チョコレートなどは予め用意されており、参加者たちは、見よう見まねでスポンジに生クリームをつけたり、イチゴをトッピングしたりしていた。
望洋台の大野幸子さん(63)は、「久々にケーキを作ってみましたが、全然手が動かなくて大変でした。今日作ったケーキは、家に持って帰って、主人と猫ちゃんと味わいます」、最上小の後藤芽依ちゃん(8)と葉月ちゃん(11)は、「生クリームをつけるのが難しかった。全然かわいく出来なかった。家でも挑戦する」と、お母さんと一緒にデコレーションを楽しんでいた。
同協議会事務局の小樽市経済部観光振興室では、「今年始めての企画ですが、11月に教室の参加申し込みを開始してから、3、4日で定員がいっぱいになってしまった。また来年も企画したい」と、ケーキ教室の人気を喜んでいた。