鰊御殿・おたる水族館が冬眠休館へ!


 11月最後の週末となった26日(日)、小樽観光の名所のひとつ祝津地区の鰊御殿とおたる水族館が、今シーズンの営業を終え、来春までの長い冬眠に入った。
 11月22日(水)・23日(木)の降雪で、市内に積雪を記録し寒い陽気となっていたが、11月最後の週末の25日(土)・26日(日)は、穏やかな晴天に恵まれ、今シーズン最後の観光日和となった。
 26日(日)に今季の最終営業日となった鰊御殿とおたる水族館には、三々五々と観光客が、最後の見物に訪れていた。
aqua.jpg 今シーズンのおたる水族館の入館者数は、26日(日)の閉館時に32万840人を数えた。これには、割引券利用客や団体客などの集計が含まれていないため、入館者数は若干の増加が見込まれている。昨年は31万7,372人の入館者で、今年は3,468人の増加となった。
 同館では、「昨年は、ゴールデンウィークや土・日・祝日の組み合わせの影響で、31万人に減少してしまったが、今年は新設のほのぼのプールや春・夏・秋の特別展が好評で、32万人を超える結果となった。来年も入館者数をプラスにするために、すでに打ち合わせに入っている」と話している。
nishin2.jpg 鰊御殿の入場者数は、今年は3万5,877人となった。昨年は、台風被害の修復工事のため、7月からの営業だったが、今年は4月1日から11月26日までの営業だった。「小樽への観光客が全体的に減っている影響で、鰊御殿に来る人も減ってきている」と、最終日の観光客を迎え入れていた。
 初雪や積雪の到来で、小樽市内の観光施設も次々冬期閉鎖を迎え、冬眠の季節に入る。これからは、雪の街小樽の冬のイベント“雪あかりの路”などが開かれる。
 おたる水族館では、来年2月のおたる雪あかりの路や札幌の雪まつりのイベントに合わせ、冬眠中の2月3日(土)から18日(日)まで冬期営業のために開館する。