小樽の観光入込客数上期は439万人!


kankoire.jpg 4月から9月までの春から秋にかけての小樽の観光シーズンの観光入込客数は439万8,200人で、前年度をわずかに上回った。
 小樽市が11月24日(金)に発表した、2006(平成18)年度上期(4月~9月)の観光入込客数の概要で、観光入込客数は、2005(平成17)年度の431万4,200人に比べ、8万4,000人プラスの439万8,200人となったことが分かった。
 しかし、宿泊客数は、前年度を1万8,600人下回り、宿泊客の延べ数も7,400人下回った。これは、修学旅行生の減少によるもの。小樽市経済部観光振興室では、修学旅行の宿泊学校数が前年より4校しか減っていないが、少子化の影響で学生数の減少が大きいという。
 今年夏と秋に帯広・釧路・北見などの道東と神奈川県横浜市の中学校240校を回り、キャンペーンを実施した。横浜では、今年から修学旅行で飛行機の利用が解禁されたため、九州長崎に行ってしまう学校を少しでも北海道小樽へ誘致したい考えだ。「中学校の修学旅行は、2年前から行き先を決めていくとしており、今回のキャンペーンの結果が2年後に出てくれれば」(観光振興室)としている。
 一方、外国人宿泊客は、韓国からの大幅な増加で、前年を大きく上回り、3年連続の増加傾向を示した。