小樽市保健所(外岡立人所長)は、11月24日(金)、市内飲食店「一心太助」(花園1・西村健造社長)で食事した観光客3名と、同店調理者2名からノロウィルスが検出され、食中毒事件と断定したと発表した。
17日(金)、小樽観光のツアー客6名が同店で昼食を取り、18日(土)15:30頃から吐気・嘔吐・下痢等の食中毒症状を起こし、19日(日)に訪問先の函館市の市立病院で5名が受診した。20日(月)に、市立函館保健所から小樽市保健所に連絡が入った。
小樽市保険所の調査の結果、当該飲食店の調理者2名とツアー客3名の便からノロウィルスが検出された。症状がノロウィルスによる食中毒症状に一致することから、当該飲食店を原因施設とする食中毒事件と断定した。
このため、市保健所では、「一心太助」に対し、23日(木)から営業の自粛を要請するとともに、24日(金)・25日(土)・26日(日)の3日間の営業停止命令を出した。