看護の道へ30名 小樽市立高等看護学院

 小樽市立高等看護学院(東雲町9・馬渕正二学院長)は、4月5日(金)10:30から同院2階体育館で、第52回入学式を行った。
 今年度は、市内14名をはじめ、岩内・倶知安・恵庭・千歳・北見・道外から、難関を突破した30名(男3名・女27名)が入学し、看護師になるための厳しい勉学がスタートした。
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 迫俊哉小樽市長・小樽市議会議員・病院関係者や保護者、在校生が見守る中、新入生は胸を張って入場。
 馬渕学院長は、「これからの学院生活では、看護の基礎や専門的知識、技術を習得し、看護の実践力を養い、医療人として、さらに成長してもらいたい。皆さんの知恵や教養の引き出しが沢山育っていくことを期待する」と式辞を述べた。
 迫市長は、「本日の入学式が、人の命と直接向き合い、やりがいのある尊い職業へ踏み出す第1歩となる。この学院で、看護師になるため勉学に励むことになるが、社会に求められる看護師になるための道は決して平坦ではない。仲間とともに看護職としての誇りを高く持ち、看護という新たな学問への研鑽に励んでもらいたい」とエールを贈った。
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 新入生を代表して木村薫さんは、「私達52期生30名は、看護師になるという同じ目標に向かって勉学に励むと共に、豊な人間性を育み、日々の努力を怠ることなく、成長し続けることを誓う」と宣誓した。
 札幌市出身の千葉姫衣奈さん(18)は、「中学1年生の頃、妹が病気になり、病院で看護師に会ううちに、自分もなりたいと思った。患者さんだけでははく、その家族にも信頼される看護師を目指したい」と話し、共和町出身の坪内亜優さん(18)は、「伯母さんに看護師がいて、幼稚園の頃からなりたいと思い、病気だった兄も含めて病気の人を支えてあげたいと思った。何でも話せ信頼され、安心できる看護師になりたい」と話した。
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