2年に1度の集大成、第3回ラルゴ展が、4月3日(水)~7日(日)10:00~17:00、市立小樽美術館(色内1)1階市民・多目的ギャラリーで開かれている。
絵画講師の末永正子氏と三宅悟氏が開く道新文化教室や各アトリエ教室に通う22名と、同講師2名の油彩・水彩・デッサンなど約81点が展示されている。
同展は、2015(平成27)年6月に、三宅氏の呼びかけで合同展として初開催された。展示会名の「ラルゴ」は、音楽用語の「ラルゴ(largo)」に由来し、”ゆっくりと歩む”という意味が込められ、また、講師・生徒の区別を無くし、絵を描くことが好きな仲間として集う作品展だ。
それぞれが、得意分野を活かし気に入った作品を出展。展示の順番をくじ引きで決めたにも関わらず、順序良く並んでいる。
何度も個展や作品展を経験しているメンバーであっても、作品展ごとに緊張感を味わっていると言い、旧手宮線などの風景画や花や人形、野菜等の静物画などが並び、来場者の目を楽しませていた。
最年長の市川裕子さんは油彩4点を出展し、「中でも追憶は、昨年12月末に完成した新作で、一番のお気に入り。これまでの抽象画から少し変え、今後も違った作風に挑戦していきたい」と話した。
末永氏は、「作品展をすることで、士気が高まり、仲間の絵を鑑賞し、自分にないものを探り・教わり・刺激になる」と話し、「色々なジャンルを画題に、水彩・油彩の作品もあり、ぜひこの機会に会場に来ていただきたい」とPRした。
第3回ラルゴ展 4月3日(水)~4月7日(日)10:00~17:00(最終日16:00)
市立小樽美術館(色内1)1階市民・多目的ギャラリー 入場無料
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