昨晩の雨が雪に変わった17日(金)、朝起きると小樽の街は銀世界となっていた。朝日に照らされ、白い雪が眩しく反射し、市民にいよいよ長い雪のシーズン到来を実感させた。
天狗山のゲレンデも真っ白になり、スキーシーズンの訪れを告げていた。市内桜陽高校への坂道に積もった雪を踏みしめながら、生徒たちが白い息を吐きながら登校していた。積もった雪は、湿ったシャーベット状の雪で、周辺の草や木などにびっしりと付いていた。
桜陽高校から望む小樽港は、久々の銀世界が広がっており、犬の散歩をしていた女性が、「とうとう降りましたね。まだ、最初は白くて綺麗でいいわよね」 と話しながら、今季初の銀世界を眺めてい た。
市街を囲む山々の木々にも雪が被り、小樽の街はすっかり冬景色に変貌した。