市立小樽美術館(色内1)では、企画展「絵画のなかの登場人物ー小樽ゆかりの画家たち」が、3月2日(土)から2階展示室で始まる。
小樽ゆかりの画家たちの本館所蔵の絵画作品の中に表現された「人」にスポットを当て、絵画鑑賞の新たな楽しみを発見する企画だ。
同展に関連し、3月10日(日)14:00から企画展示室をバレエ劇場に変え、「バレエのなかの登場人物」と題して、小林久枝バレエスタジオの主力8名によるバレエと絵画の優雅なひと時を提供する。
初めての人も楽しめるよう、バレエバーを会場に持ち込み、華やかな舞台とは対象的に、日々の地道な基礎レッスンの様子を再現する。
クラシックバレエの名作「ジゼル」や「ドン・キホーテ」、「眠れる森の美女」や「くるみ割り人形」などの一場面を、6名のダンサーが解説付きで、ソロを披露。
今年に入ってから練習を重ね、2月20日(水)に会場で初リハーサルを行った。
小林代表は、「絵画と踊りは、言葉を発しないが、絵筆と体を通じて発する芸術として、共通するものがある。バレエに興味のない方、見る機会がない方にも、ぜひ美術館に足を運んでもらいたい」と話した。
同バレエスタジオは、1983(昭和58)年に設立。昨(2018)年、35周年記念の発表会を開催。クラシックバレエが身近なものになるよう活動中。古典から創作まで、本格的な作品を目指している。アジアパシフィック・コンクールや北海道バレエコンクールに入賞。劇団四季や東京バレエ団等で活躍中。
企画展「絵画のなかの登場人物ー小樽ゆかりの画家たち」
3月2日(土)~5月12日(日)9:30~17:00 4/29・5/6を除く月曜日・3/22・5/7~10休館
市立小樽美術館(色内1)2階企画展示室 要観覧料
関連事業「バレエのなかの登場人物」3月10日(日)14:00
同館企画展示室 要観覧料
◎企画展「絵画のなかの登場人物」について
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