小樽市歯科医師会(笠間茂会長)は、11月8日の「いい歯の日」にちなんで、12日(日)11:00~15:00、ウィングベイ小樽(築港)1階ネイチャーチャンバーで「お口の無料健康相談」を開催した。
これは、歯科医師会が市民にの健康増進に役立てるため、毎年、春と秋の2回実施しているイベント。春は長崎屋で行い、秋はウィングベイ小樽で行っている。
今年は、お口の無料検診・相談、フッ化物塗布、むし歯菌の活動性・歯肉の健康テストや口臭・咬合力測定などの歯科ドックが行われた。会場では、次々に訪れる買い物客などが列を作っていた。大きく口を開き検診してもらう親子や、途中で泣き出してしまう児童など、歯科医師約10名と衛生士約20名たちは対応に追われていた。
桜町の山田晃規子さん(33)は、「平日は仕事をしているため、休みの日に診てもらえるなんてすごく助かります」と話していた。
同イベント担当の池田泰人理事は、「歯の健康を増進する上で、確実な効果を上げる”フッ素(フッ化物)”を適切に利用してもらいたい」と、むし歯をつくらないための予防が大事と呼びかけていた。