第21回小樽雪あかりの路開幕前日の2月7日(木)は、小樽でも未明からの降雪で積雪92cmを記録。気温もマイナス5℃前後の厳しい寒さとなった。
外国人ボランティアの「OKOBO」や「eVOL」、日本人合宿チームも揃い、手宮線会場の小樽駅前通り側の国際交流エリアではオブジェ作りの最終日を迎え、明日の開幕に合わせ制作に励んでいた。
韓国人ボランティア団「OKOBO」のリーダー、イ・ヒヨクスさん(大学生)は、7回目の参加で、「今回のオブジェは上出来で、スムーズに進んでいる。オブジェを作る前は雪が少なく、スノーキャンドルが作りにくくて心配だったが、ここ数日で雪が降り良かった。いろいろな人と出会い、日本人とも交流が深まる。頑張れば結果は後からついてくる」と話した。
17回参加するカン・ミンソクさん(会社員)は、「2003年から参加を続け、小樽の友人達に会うために来た。交流も積極的で仲良しになれるメンバー」と話した。
韓国ボランティアが作るオブジェは、本日完成を予定していたが、明日の午前中まで補修を行い、16:30頃からあかりを灯す予定。
日本人学生合宿ボランティアチーム「橙」は、6日(水)までに全員が揃い、小樽在住メンバーと合わせて、今日から本格的な制作を開始。オブジェのテーマは、「石造りの町をイメージ」。
チームオブジェエリア内のひとつ、NEXCO東日本小樽工事事務所では、月曜日から毎日7〜8人が交代で制作に参加している。
ハートをモチーフにしたオブジェやワックスボウルにロウソクを灯し、立ち止まって見てもらえるように、手づくり感のあるオブジェを心がけ、本日の完成を目指している。
8日(金)17:00から、浅草橋街園でオープニングセレモニーを行い、実行委員長の挨拶・ガラスの浮き玉への点灯後、ゴスペルコンサート等を予定している。
18:30から天狗山会場で、たいまつ滑走・打ち上げ花火・天狗太鼓の打演が行われ、開幕を祝う。
2月8日(金)~17日(日)の10日間、各日17:00~21:00に浮き玉キャンドル・スノーキャンドル等12万本のロウソクが灯され、幻想的な光景の中、多彩な催しが企画されている。
◎小樽雪あかりの路HP
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