雨の中、妙見川に柳を植樹!市民が作る小樽の街!


myoken3.jpg 財政難の小樽市役所に頼らず、市民自らの知恵と資金と労力で、妙見川に柳並木を作るボランティア作業が、11月11日(土)9:00から行われた。

 これは、市内の寿司屋通りを流れる妙見川(於古発川)の岸辺の歩道にレンガを敷き、しだれ柳を植え、かつての妙見川を再生する市民有志による事業。

 柳植樹工事は9月から実施され、すでに整備された約50mの歩道の延長上に、さらに約50mの歩道に柳5本を植えるもの。約15名の一般市民や市議、市職員らが、雨の中、植樹作業に取り組んでいた。
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 市民の手によるユニークな妙見川再生計画は、第1期工事に200万、今回の第2期工事に180万、来年の第3期工事に200万の計580万円の費用と労力がかかっている。

 この計画に携わってきた、利尻屋みのやの簑谷修代表は、「この先は、暗渠で駐車場になっており、反対側には歩道がなく、市民の手で行うには難しい。これからは、行政の許認可などや資金の面でも負担が大きい。僕たちの事業は、来年にもう1本歩道を整備して終わる予定。これを機に、少しでも小樽の再生化の火付け役になれたら嬉しい」と、スコップで土を入れていた。

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