2月上旬の小樽港に、相次ぐ米国艦船の寄港要請を受け、小樽市に対し、1月16日(水)13:00から、社会民主党北海道連合・浅野隆雄幹事長、明るく元気なみんなの小樽をつくる会・鳴海一芳代表、護憲ネットワーク北海道・瀬尾英幸、吉井健一共同代表、新社会党北海道本部・小柳政行書記長の4団体5名が出席して、米国艦船小樽港反対要請書を提出した。
同団体は、民間産業港の軍事利用としての母港化へとつながり、観光で賑わう小樽への発展阻害にもなることと強く反対した。
中村総務部次長は、「市としても、米国艦船の寄港は好ましい状況とは思わないが、3つの判断基準を設け慎重に判断。条件が揃えば受け入れざるを得ない」と述べた。
1月に入り、小樽港長(小樽海上保安部長)から小樽港湾管理者(小樽市長)に、米国艦船の寄港の通知があった。
2月1日(金)~5日(火)に掃海艦「USS CHIEF(チーフ)・MCM-14」とミサイル巡洋艦「USS ANTIETAM(アンティータム)・CG-54」、2月8日(金)~12日(火)に揚陸指揮艦「USS BLUERIDGE(ブルーリッジ)・LCC-19」の岸壁手配を希望。入港目的はいずれも親善。
市としては、①入出港及び接岸時の安全性、②産業港としての港湾機能への影響、③核兵器の搭載の有無の項目について検討を行い、総合的に判断した上で、小樽港長へ岸壁手配の可否を回答するとしている。
核兵器搭載していないとどのように判断するのか、事前に断るべきで、市民の安全性を考えているとは思えないと強く訴えた。
このほか、1月11日(金)11:00から、米空母に反対する市民の会(小林けん代表)が、16日(水)11:30から連合北海道小樽地区連合会(佐々木克夫会長)、後志平和運動フォーラム小樽連絡会、立憲民主党小樽支部、市議会立憲・市民連合議員会が、米艦寄港反対小樽連絡会も、寄港反対の申し入れを行っている。
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