3連休最終日の11月5日(日)、小樽市公会堂(花園5)から、なめらかな英語の歌やスピーチが聞こえた。
小樽ユネスコ協会(丸田謙二郎会長)が主催の「小樽ユネスコ英語祭」は、小樽・後志地区の子供の英語力向上と国際理解を深める機会を提供するため、毎年開催し、今年で32回目となっている。
5日(日)13:00から行われた英語祭には、小樽・後志管内の幼児や大人29人が参加。小樽をはじめ、岩内、余市、黒松内、倶知安、喜茂別などの地区からも参加し、日頃の成果を発表した。小樽からは、おたる健康総合大学に通う8人と最上小、潮見台小の児童も参加し、英語の歌や対話・劇、暗唱・朗読、スピーチの種目で、日頃の学習で培った英語力を披露した。
丸田会長は、「英語はもともとイングランドの言葉だったが、世界各地で使われるようになり、世界語としても知られています。国際化が叫ばれる社会で英語教育の果たす役割は重要になってきています」
小樽市教育委員会の菊譲教育長は、「今後、さらに努力を重ね世界で活躍出来ることを願っています。世界に向けて羽ばたいて下さい」と挨拶。
4歳から6歳までの幼児3人組のABCの歌で始まった英語祭は、約30人の家族たちを前に緊張しながらも、出場者たちは、懸命に英語で発表を続けた。おたる健康大の女性たちは、「ユーアーマイサンシャイン」、「サイレントナイト」などを響かせ、来場者たちの拍手や笑い声が会場に広がっていた。