小樽市議会(鈴木喜明議長)の第4回定例会が12月4日(火)から始まった。4日は10:00から市役所(花園2)議場で、迫(はざま)俊哉市長が提案説明を行い、副市長の選任議案と2017(平成29)年度一般会計ほか、各会計の歳入歳出決算の採決が行われた。
選任議案は、共産党を除く各会派・議員の賛成により、小山秀昭氏の副市長就任が決まり、昨年11月30日に前副市長が辞職してから、副市長不在が1年ぶりに解消されることになった。
共産党市議団は、小山氏の子どもの医療費助成拡大実現の手腕等には評価をするが、住民の福祉を守る本来の自治体の役割にどのような姿勢で臨むのか、今後の推移を見定めるとして採決を自席で棄権した。
一般会計決算は、排雪抑制などで除排雪予算が適正に執行されなかったことや、ふれあいパス事業の市費負担分の増加など、森井秀明前市長の失政が各会派から指摘され、無所属・石田博一議員を除く全議員が不認定として議決された。森井前市政の一般会計決算は、結局3年間全て不認定という結果となった。
同定例会は12月26日(水)まで。休会を挟んで12月10日(月)から会派代表質問が始まる。
◎市長提案説明
◎H301204小樽市議会本会議
◎議会日程
◎関連記事1
◎関連記事2