町内関係功績者と青少年育成功労者を表彰!


 小樽市は、平成30(2018)年度町内関係功績者18名と青少年育成功労者3名を決定。11月21日(水)に、市役所(花園2)別館第1・2委員会室で顕彰式を実施した。迫俊哉市長から賞状が手渡され、10年以上の長きにわたる功績を称えた。
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 町内関係功績者は、単位町会長の職に10年以上在職した人3名と、単位町会役員(会長・副会長・部長)の職に20年以上在籍した人15名の計18名を顕彰。
 平成30年度町会関係功労者名簿
 迫市長は、「長年に渡り、町会活動を通じて、地域社会の発展に多大な貢献をされ、深く敬意と感謝の意を表する。地域の皆さんがしっかりと支え合うことが、これからの災害対策と思う。市と町内会のハートナーシップをしっかりと築きながら、共にまちづくりをすすめたい」と祝辞を述べた。
 小樽市総連合町会・増田榮治会長は、「地域住民の町会活動に対する関心が薄れ、加入率の低下や役員のなり手がいない問題もあるが、予想を超えた自然災害が発生する中で、防災組織作りや家族・地域の絆が見直され、町会の必要性が再認識されている。皆さんと一緒に、町会の発展に頑張りたい」と述べた。
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 受賞者を代表して入船六三町会・山内ミエ子会長は、「各町会においても、住環境の変化や少子高齢化などに伴い、価値観の違いなどから町会運営も非常に難しくなってきている。自分達の地域は自分達で守ることを基本に、住民の理解と協力を得ながら、お互いが町内会活動に参加し、明るく住みよい、そして安全で安心なまちづくりに寄与することがもっとも重要。本日の表彰を胸に刻み、微力ではあるが町会発展のために尽くすことを強く決意した」と謝辞を述べた。
 山内会長は、約500世帯を束ねる同町内会に1990(平成2)年から携わり、副会長10年・会長10年を務めている。高齢者世帯を把握し、災害発生時・緊急時の安否確認等の日常的に必要最小限度の支援、気軽に集まる「おしゃべりサロン」などネットワーク作りを積極的に行い、季節の行事なども活発に実施している。
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 引き続き、平成30(2018)年度青少年育成功労者等顕彰式が行われ、小樽地区保護司会・馬場孝治会長をはじめ、迫市長らが見守る中、青少年センターの補導員として10年以上務め非行防止に尽力した個人3名を顕彰した。
 市では、平成3(1991)年度から、各町内会で青少年の健全育成のために10年以上務めた個人・団体・青少年センターの補導員と10年以上務め非行防止に尽力した個人を顕彰している。今回の3名を合わせると、個人は延べ337名を、団体は昨年と変わらず32団体を顕彰している。
kourousya4.jpg 迫市長は、「次代の担う青少年が安全に健やかに成長することは、私たち共通の願い。青少年が関わる痛ましい事件や事故が頻繁に報道されるなど、私達大人がいかに青少年を守り、育てていかなければと大きな課題となる。学校や家庭・地域・団体・関係機関と連携を深めながら、青少年の非行防止と健全育成の取組を一層強くすすめたい」と述べた。
 馬場会長は、「この賞を励みに、これからもより一層、青少年の健全育成に努め、皆さんのように素晴らしい指導者・リーダーを育成してもらいたい」と述べた。
 受賞者を代表して青野さんは、「私達一同は、微力であるがこれまでの経験を活かし、気持ちも新たに、域の牽引力となって、心豊かに逞しく生きる青少年の育成に取り組みたい」と決意を新たにした。
 同3名は、青少年センターの少年補導員として、街頭補導における「愛の声かけ」活動に積極的に参加し、青少年の健全育成と非行防止に尽力。共に小樽民生児童委員としても活躍している。
 平成30年度青少年育成功労者名簿
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