小樽道新文化センターで開いている絵画教室「りんごの会」で学ぶ生徒9名のうち、8名と講師の三宅悟氏の油彩・水彩作品17点(6号~10号)を、10月13日(土)~19日(金)、北海道新聞小樽支社(稲穂)1階アシスで展示している。
画家・三宅氏の手ほどきを受け、2014(平成26)年に初めて作品展を開き、2015(平成27)年は合同展「ラルゴ展」に参加。同会として1年置きに作品展を行なっている。
対象物をしっかりと見つめ、絵の楽しさを持ち続けたいと「リンゴの会」と名づけ、花などの静物画やお気に入りの風景画など、
1人2枚出展した人もいて、2年間の努力の成果を発表する場となっている。
同会は、様々な年代の男女が、毎週土曜日10:00~12:00に集まり、先生が提出した画題を描いたり、写生したり、腕を磨いている。
長年絵を描き続ける吉江美由貴さんは、自宅の窓辺のクンシランと外の風景を描いた1点と、町中の小川のある風景画を出展。
入会3年目の嶋田志郎さんは、「ずっとテニスをしていたができなくなり、70歳を機に絵を始めた。楽しいから続けられると思う」と話した。
亀井孝一さんは、会員の中で最多の6点を出展。旧手宮線から見える風景を3枚を並べて展示し、鋭い観察力と独特な描き方が亀井さんらしさを出している。
会員は、「学びの途中の成果を沢山の方に見ていただきたい。また、絵を描きたい方もいらしてください」と話した。
りんごの会展 10月13日(土)~19日(金)10:00~17:00
北海道新聞小樽支部(稲穂)1階オアシス・入場無料
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