小樽市勝納町にある札幌管区気象台・小樽特別地域気象観測所で、10月24日(火)、明け方の4:00と5:00に-0.4℃、6:00に-0.2℃と、今シーズン初のマイナス気温を記録した。
24日(火)の最高気温は10.7℃、最低気温は-0.6℃となっており、今シーズン初のマイナス気温で、小樽の街に冬の足音が急速に近づいている。道内でも、山々の初冠雪や初雪の便りが届くようになり、日一日と冬への歩みを早めている。
小樽の街を囲む山々では紅葉の峠も過ぎ、紅葉前線は、一気に街に降りてきている。市内の公園などは、今が紅葉の真っ盛りで、見事な風情を醸し出している。小樽公園(花園5)の秋色も今が見頃で、落ち葉を踏みながら散策する人たちも晩秋の季節を愛でている。
24日(火)の小樽市内は、さわやかな秋空が広がる快晴となった。天狗山からも初冠雪した増毛連峰が望め、冬に突入する前の穏やかな晩秋が広がっていた。
昨年は、11月9日に初雪と同時にマイナス気温を記録し、昨年に比べると約2週間早いマイナス気温を迎えた。マイナス気温の到来とともに、小樽の街も一気に冬の準備を加速させる。市内の消防署でも、快晴を選んで冬タイヤを装備する準備に署員が追われていた。