小樽市と小樽市老人クラブ連合会(佐々木茂会長)の共催で、第39回小樽市シルバーエイジ作品展示会が、9月12日(水)~15日(土)、小樽市産業会館(稲穂2)2階で開かれている。
市老連13クラブ(68名)・市老連手芸サークル(6名)・6団体(145名)の219名・579点を一堂に展示。丹精込めて作られた作品が並び、クラブ会員をはじめ、友人知人が会場に訪れ、和気藹々とした雰囲気に包まれている。
同展示会は、高齢者の趣味や文化・教養を啓発し創作意欲を高めて、生活感の充実を図り、生きがいを助長することを目的としている。
初日は、迫俊哉市長、佐々木会長らによるテープカットで開催を祝い、佐々木会長は、「素晴らしい作品ばかりで感激している。私にはとてもできない」と感心していた。
書道教室の「三水会」は、三浦栄子さんを講師に、月2回、生協会議室で学んでいる。
今回は、10名の1人3点ずつ計30点のペン習字作品を展示。フェルトペンを使い、与謝野晶子等の好きな歌を行草体で書き額装した。カラーペンを使った作品も展示。
三浦講師は、「好きな歌を選び、その人らしい線を出せるように指導している」と話す。同講師は、銅版に「寿」を描いた作品を出展した。
デイサービスはる赤岩は、ハンカチや扇子・Tシャツにステンシルで絵を付けた作品、24名の42点を展示。手しごと工房来夢は、着物からコート、帯からベスト、羽織からジャケットにリメイクした作品、23名の33点を展示。
オタモイ芳寿会は4名の8点を展示し、丁寧に手縫いした吊るし雛が、会場を華やかにしている。
杜のつどいのパッチワーク教室は、第1・3月曜日に集まり、バック・巾着など実用的な物も制作。手編み教室は、東日本大震災支援の靴下カバーも継続的に実施し、第2・4火曜日に集まっている。
会場に訪れた女性は、「素晴らしい、根気のいる手仕事ですね」と、タペストリーを見て話していた。
シルバーエイジ作品展示会 産業会館(稲穂2)2階
9月12日(水)10:30〜16:30・13日(木)~14日(金)10:00~16:30・15日(土)10:00~12:00
◎関連記事