小樽市立塩谷中学校2年生による植樹会が、10月20日(金)13:50から、潮風が吹きつける塩谷海岸の国道5号線で行われた。
この植樹会には、塩谷中2年の生徒38人が参加。走り抜ける車の脇で、モンタナハイマツやヘメロカリスの苗を次々に植樹した。
道路植樹は、小樽開発建設部が、良好な道路の交通環境と沿道の生活環境の確保や、公共空間の形成を目的に行っている。今回は、同校生徒たちに、この取り組みに理解を深め、緑に関心を持ち慣れ親しんでもらうため実施した。
これまで、すでに国道5号の塩谷地区には、メタセコイヤ、モンタナハイマツ、ハマナス、ヘメロカリスの4種類が植樹されている。
今回植樹したのは、道道小樽環状線の交差点から塩谷トンネルまでの塩谷海岸を見下ろす180mの区間。
塩谷中の生徒たちは、青いジャージ姿で、小さなスコップで土を掘り、モンタナハイマツ90本とヘメロカリス170株を植樹していった。那須亮太くんと山岸貴弘くんは、「初めて植樹を体験します。通学路は汚いより、花などが植えてあってきれいな方が良いですよね」と、熱心に取り組んでいた。