等身大のぬいぐるみ児童劇団カッパ座の創立50周年記念公演が、8月16日(木)18:30から小樽市民センター(色内2)マリンホールで行われ、大勢の家族連れで会場はほぼ満席となり、夏休みのひとときを観劇で楽しんだ。
歌と踊りで表情豊な人形が次々と出演。アクロバットな動きをするサル役も登場し、観客を沸かせた。
同劇団は、1968(昭和43)年に誕生し、NHK総合「はに丸ジャーナル」などのメディア出演や全国各都市で全国400ヶ所公演を展開中。小樽では、1970(昭和45)年に市民会館で実施して以来、毎年多くの市民を魅了している。
演目は、アメリカ作家マーク・トウェインの児童文学作品「乞食王子(1881年作)」を、同劇団のテーマ「相手の気持ちを理解する思いやり」に合わせた独自の演出により、オペレッタ「ふたりの王子」として、子どもから大人まで楽しめる作品に仕上げた。
そっくりな乞食のトムと王子のエドワードが織り成す、人を愛し、優しい心を持つことの素晴らしさを感じさせる感動の物語が、2時間ほど上演された。
最後に、出演者が客席に来て、子ども達と握手したり、抱き合ったり、子ども達の笑顔に包まれた。
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