2020年度からプログラミング教育が、小学生の授業で必須科目となることから、全国各地で注目されはじめ、学習塾等で講座が開かれている。
小樽でも、NECソリューションイノベータ株式会社北海道支社(札幌市)の乾英男さんらが講師となり、コンピューターについて学ぶプログラミング教室を、小樽市教育委員会と連携して、夏休み子ども体験学習の一環として、8月3日(金)に張碓小学校で実施した。
また、市内の進学塾SEED(稲穂)でも体験教室を6月に開校。小学校中高学年と中学1年生を対象に、月2回1年間(途中からの受講も可能)コースや、月2回3ヶ月コースなどもを開講しているが、夏休み期間中の1日(水)・2日(木)・3日(金)・16日(木)・17日(金)の5日間は、「Scratch」というプログラミング学習ソフトを活用して、同社のコンピューターに精通したプロが講師となり、簡単なゲームを作成したり、小学校高学年の算数・理科・社会などの理解を深めるためのプログラミングや実験も盛り込まれた内容で、自由研究の課題に対応した無料体験教室を、各日15名限定で開講している。
乾さんは、「まずは小樽でプログラミング教室を広め、地域貢献に繋げたい。子ども達が楽しく学ぶ環境作りを」と話した。