双葉中学校(住ノ江1・吉村威人校長)は、2004(平成16)年の開校以来、初めて1年生から3年生までの全校生徒130人が揃った、全学を挙げての学校祭を、10月20日(金)・21日(土)の2日間で行うことになった。
「ダ・ヴィンチコード」~イインだよ!グリーンだよ!フタバだよ!!~をテーマに、作品展示や合唱コンクール、学習発表やクラス企画など多彩なプログラムが用意されている。
3学年が揃った初の学校祭のメインとなる全校作品は、約3m×4mの大きさのモナリザのモザイク壁画。給食用の牛乳パックを約1,000枚使用し、生徒が各自分担して作成した。赤や青の5色のビニールテープでドットを作り、遠くから見ると額縁からモナリザの手が浮き出て見えるトリックアートとなっている。
熊谷匡紘生徒会長(3年)は、「全校作品の作業は大変だったけれど、みんな一生懸命やったので満足している。完成した壁画は、まだ見ていないので、学校祭初日の除幕式が楽しみです。3年間で初めての全校作品なので、ぜひたくさんの人に見てもらいたい」と、汗を流しながら準備に取り組んでいた。
学校祭は、2日目の21日(土)9:00~12:00に一般公開される。1年から3年までの各2クラスが参加する合唱コンクールや、日頃の学習成果の発表では、枕草子や憲法前文の暗唱などがある。バザーや食堂も用意されている。
学校祭副実行委員長の菅原千佳子さん(3年)は、「みんな頑張って準備してきたので、良い学校祭になりそう。ぜひそれぞれのクラスの良いところを見てもらいたいです」と呼びかけている。