道路脇の植樹枡の雑草が気になる季節となり、平成30(2018)年度フラワーストリート事業の第1弾の作業である「土起こし」が、6月1日(金)9:30から行われた。
快適な環境づくり実践促進連絡会議(増田榮治会長)が中心となり、平成4(1992)年度から、潤いのあるまちづくりと美化意識の高揚を図るために継続して行われている。
1日の土起こしには、市内中心部から近隣の町会をはじめ、中央バス・北電など12団体約30名が、市立小樽美術館(色内1)前に集合した。
作業に先立ち、増田会長は、「同連絡会議の事業の一環で、地域の環境美化に繋がる事業として、大事な位置づけとなる。今後も継続して行っていきたい」と挨拶。
小樽の観光名所となる旧日本銀行がある、市道浅草線(緑山手線通り)沿線の47個の植樹枡の土起こしを実施した。
今回は、いつもより人数が少なかったこともあり、2〜4人に分かれ、1人5個以上の枡を担当。伸び切った雑草を取り除いてビニール袋に集め、スコップで土を起こし、花が植えられるようにならした。
先代会長の思いを引き継ぎ、若松町会からも参加。町会の植樹枡にはすでに花植えが終わったという共睦町会も毎年参加しており、他の町会と交流を図りながら作業を進めた。
北電からは3名が参加。初体験の山根さんは、「沢山の花を植え、多くの観光客に楽しんでもらいたい。地域貢献に協力。花植えはもっと多い人数で参加予定」と話した。
中央バスは4名で参加し、手を休めずに土起こしを実施。「綺麗にして皆さんに楽しんでもらいたい」と話した。
1時間ほどで土起こしが完了。コカコーラボトリングから参加者全員に水の寄贈があった。
8日(金)9:30からは、赤いペチュニア1,100株を植栽する予定。小雨で決行するが、雨天時は翌週の月曜日に順延。
7月頃になると、赤に統一された色鮮やかなペチュニアが咲き、通りは華やかになり、市民や通行人の目を楽しませる。雨に強い品種で、10月頃まで咲き続ける。
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