小樽道新文化センター(稲穂2)の各講座の講師や幅広い年代の受講生の多彩な作品を展示するする発表展が、市立小樽美術館(色内1)で5月24日(木)〜27日(日)に、小樽市観光物産プラザ(色内2・運河プラザ)3番庫ギャラリーで26日(土)・27日(日)に開かれている。
美術館会場では、心なごむ仏像彫刻をはじめ、書道・絵画・写真・篆刻と篆書・日本画など10講座の作品を、運河プラザ会場では、カリグラフィー・押花・ステンドグラスなど12講座の作品を展示している。
同展は、舞台発表と作品展を1年毎に交互に実施しているため、2年間の集大成となるため、展示会を意識して丁寧に製作した力作ばかりで、来場者の目を楽しませている。
受講して8年目の角幡良子さんは、檜を素材に細かく丁寧に掘り込み、法隆寺にある百済観音を発表。三浦美智子さんは、阿弥陀如来を発表。對馬忠男氏を講師に仏像作りに励んでいる。
絵画など平面作品が多い中で、精巧に作られた仏像は、特に注目を集めている。角幡さんは「作品を彫っている時は、無心になれます」と笑顔で話していた。
今回初の試みとして、運河プラザ会場で作品発表展イベントを実施。26日は、オカリナやギター、ハーモニカ教室を行ったり、二胡のミニライブなどを行い、27日はフリーマーケットを開催。
同センタースタッフ・佐藤寛子さんは、「各講座ごとに展示し、講座の様子も感じられ、レベルの高い作品が多い。講師も揃い、興味のある方はぜひご連絡を。見学もできます」と話した。
問合せ:0134-23-1700 小樽道新文化センター
小樽道新文化センター第31回作品発表展
5月24日(木)〜27日(日) 市立小樽美術館(色内1)1階多目的・市民ギャラリー
5月26日(土)・27日(日) 小樽市観光物産プラザ(色内2)3番庫ギャラリー
10:00〜17:00(最終日16:00) 入場無料
◎関連記事