小樽市(森井秀明市長)は、2018(平成30)年4月1日付の管理職(課長以上)人事異動を、3月26日(月)に発表した。
森井市長の任期最後となる今回の定期人事異動は、部長職8名・次長職17名・課長職49名の計74名(医師を除く)が対象となった。
新たに部長に昇任したのは、産業港湾部長・加賀英幸(56)、生活環境部長・鉢呂善宏(59)、福祉部長・勝山貴之(53)、議会事務局長・中田克浩(57)、水道局長・伊藤和彦(59)の5氏。
早期退職者を含め、9名の部長職が退職することから、15の部長職のうち8ポストで異動が行われ、人材不足が明白になる中での厳しい人事だったが、これまで部長職だった北しりべし廃棄物処理広域連合担当部長と小樽市社紀福祉協議会担当部長を次長職に振り替えたことから、何とかやりくりした格好だ。
退職者は25名で、早期退職が部長職2名・課長職2名。また、降格を申し出た2名が課長職から係長職へ降格する異例の人事となった。
また、新たに、市民プールと総合体育館との複合施設の建設に向けた準備を行う担当課長職と、都市マスタープラン策定業務を担当する課長職がそれぞれ新設された。
係長以下の一般職の内示は、4月10日の予定。
◎平成30年度人事異動リスト(管理職以上)
◎平成30年度人事異動概要