小樽雪あかりの路準メーン会場となった小樽芸術村(株式会社ニトリホールティングス)では、昨年よりもワンランクアップした催しを企画。メーン会場の小樽運河と旧手宮線を繋ぐ会場として、イベントに花を添えている。
昨年9月にグランドオープンした、小樽の新名所となる同芸術村のひとつ、第22回小樽市都市景観賞を受賞した旧三井銀行小樽支店のモダンな歴史的建造物を活用して、2月10日(土)~12日(月)10:00から19:00(ラストオーダー18:30)の3日間限定で、「あったマルシェ」を開催。
今回はスケールアップし、昨年出店の9店舗に、新たに11店舗が加わり、2階の会議室・応接室や図書室などの6室もショップとして活用。
小樽をはじめ近郊の作家のおしゃれなアクセサリーや器・花・インテリ雑貨などが、レトロな雰囲気の中、モダンに展示販売され、大勢の人が会場内を行き交った。
洋服やアクセサリーを販売するZeeでは、2階の個室のアンティークさを活かした展示を行って商品を並べた。
和田硝子器店では、シンプルで機能美溢れる食器などを販売。イベント中心に活動するビンテージやレトロファッションのoui ouiなど、大勢の来館者は、建物の雰囲気とショップを巡り堪能した。
ショップを取りまとめる白鳥陽子氏は、「小樽の歴史的建造物と合う雑貨やアクセサリーが集まり、小樽に来てほしい店舗にも声をかけている」と話した。
空間・映像デザイナーの福島慶介氏(N合同会社代表)による「ファントムカフェ」を1階に開設。飲み物とスイーツを館内の空間を楽しみながら味わえる。
通常開館時も上映している吹き抜けに映し出される天井のプロジェクションマッピングを、2階の回廊からは大迫力で楽しめ、北海道の四季をイメージした投影に、来館者は立ち止まって眺めていた。
最終日の12日(月)は、15:30と16:30に「サッポロ・シティ・ジャズ」によるミニライブを開催。小樽出身のサックス奏者・奥野義典氏をはじめ4名がジャズを奏でる。
◎小樽芸術村
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