小樽市内にあるこども食堂や認知症カフェ等15ヶ所の関係者約40名が、1月12日(金)13:30から市役所(花園2)消防庁舎6階講堂に集まり、「おたる市民カフェネットワーク会議(仮称)」を開き、初の顔合わせをした。
小樽市生活サポートセンター「たるさぽ」と市福祉部こども福祉課、市医療保険部介護保険課が主催し、点在する関係者を集めて独自のネットワークを作るため、第1回目の会議を開催。
同センター小野寺正裕所長は、「市内でもこども食堂や認知症カフェが増えているが、それぞれが独立して連携がないため、個々の力を集結するともっと大きな力になり良いことができる」と考えた。
ネットワークでは、関係者間の情報の共有や周知活動、食材の共同利用、協力企業の開拓、関係者の連携などを活動に取り組む。
事前に、同所15ヶ所にアンケート調査を行い集計したものを本日配布。開催日数や時間・利用できる人の制限や料金、利用状況、保険の加入や助成金、飲食物の提供状況などが分かった。
全事業所から出席があり、各事業所の内容を紹介し合い、北海道生活協同組合連合会事務局の松本克博氏や北海道社会福祉協議会地域福祉課・鈴木久美香主査も参加し、現状を報告した。
参加者は、こども食堂のための新しい保険サービスの情報等を知る機会となり、有意義な会議となったが、ネットワークの運営に協力できる人を決めるところまでには達せず、今後、関係者独自で会議を運営することを目指すとしている。
◎認知症カフェ
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