小樽市は、1月8日(月)の成人の日の前日7日(日)14:30から、小樽市民会館(花園5)大ホールで、成人式を挙行した。
平成9(1997)年4月2日から平成10(1998)年4月1日までに生まれた市民が対象で、男490人・女552人の計1,042人(平成29年12月1日)が成人の日を迎えた。前年の965人(男492人・女473人)よりも77人多かった。

会場では、振袖や袴・スーツで決めた男女が集まり、友人と再会を喜ぶ声が溢れ、晴れ姿を友人と一緒に写真に収めていた。
森井秀明市長は、ファイターズからメジャーリーグ行きを決めた大谷翔平選手の20歳の頃のエピソードを紹介。「自分で自分の可能性を摘み取らず、信念を貫く大谷選手のような考え方を、これからの人生のひとつのモデルにしてもらいたい」とエールを贈った。

協力団体による抽選会が開かれ、食事券やリフト券・入場券・菓子詰め合わせなど、25本の豪華賞品が用意され、番号を読み上げられるごとに会場がざわめいた。
中学校の担任による応援メッセージが上映され、母校の担任がスクリーンに映ると歓声が沸いた。

市長と一緒に記念撮影するコーナーも設けられ、友人と一緒に会場に集まり、市長を囲み思い出を写真に収めていた。
式に参加した女性は、「両親に甘えてきたので、これからは自立したい」と話し、その友人は、「自立して社会に貢献したい」と抱負を語った。
真っ赤な袴で決めた尾﨑勇哉さんは、「初めての袴。成人の仲間入りをしたので意識が変わる」と話した。