小樽市議会(鈴木喜明議長)は、12月27日(水)13:00から、市役所(花園2)第2応接室で議会運営委員会(濱本進委員長)の理事会を開催した。
同理事会では、12月26日(火)の本会議において、森井秀明市長の辞職勧告決議に反対する石田博一議員の発言に対して行われた、撤回と謝罪並びに懲罰を求める動議の処理について協議が行われたが、結局、調整が付かず、27日まで会期延長をした本会議を再開することが出来なかった。
同理事会では、石田議員本人も出席し、問題とされる発言について、同議員の考えを聞きながら対応方について話し合いが行われた。
「辞職勧告決議案を提出した議員は、公約のうち一つでも実現できたか。私の知る限りそんな話は聞いたことがない」とした同議員の発言が、「対象となる議員の公約・実績等を具体的に示さず、全議員の公約実現の実績が皆無であるような発言は無礼・侮辱に当たる」として、理事会側は取り消しを求めたのに対し、石田議員が態度を示さず保留したため、一旦、同理事会が中断となったが、その後、同議員から発言の訂正が示された。
しかしながら、一連の発言に対する謝罪については拒否の態度を取ったことから、懲罰委員会を設置し、審議の場を移すことになった。
当初の会期末だった12月25日(月)が、最終的に2017(平成29)年の仕事納めの28日(木)まで延長されることになり、なんとか年内には終了する見込みだ。
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