北海道新幹線開業を記念した大鉄道写真展が、12月6日(水)から10日(日)の10:00から17:00まで、市立小樽美術館(色内1)1階多目的ギャラリーで開かれている。
入賞・入選作品90点を展示。JR TOWER PLANIS HALL・有島記念館・栗山に続き、天神地区に新幹線駅が設置される小樽を巡回することとなった。
札幌駅総合開発株式会社は、北海道新幹線開業を記念して、2015 (平成27)年10月1日から11月30日まで、青森を含む北海道の風景と鉄道を合わせた写真を、「北海道~大自然と鉄道」と「函館から札幌~新幹線札幌延伸を見据えて」、「青函~津軽海峡、青函連絡船、北海道新幹線」の3つの部門に分けて募ったところ、全国各地から729点の応募があった。
鉄道写真家・荒川好天氏、フォトライター・矢野直美氏、有島記念館学芸員・伊藤大介氏による審査の結果、グランプリに伊藤正和さんの「潮干狩り日和」(根室本線 音別ー古瀬)、準グランプリに林一哉さんの「R3000を試験走行中!」(七飯町鴨川付近)と、佳作9点・入選作品79点の計90点が選ばれた。
作品はどれもベストショットを狙ったものばかり。宗谷線歌内ー天塩中川の鮭の遡上と遠くを走る列車を入れた作品、日高本線厚賀ー大狩群の列車の上に夕日が重なった絶妙なタイミング、ラベンダー畑の眼下に富良野・美瑛ノロッコ号が走行する絶景などを捉えた作品が展示されている。
同館・星田副館長は、「新幹線に関係する地域での作品展が望ましい。旅に出てみたくなる写真ばかりでプリントも綺麗」と話した。
北海道新幹線開業記念「大鉄道写真展」12月6日(水)〜10日(日)10:00〜17:00
市立小樽美術館(色内1)1階多目的ギャラリー 入場無料