小樽市は、平成29(2017)年度小樽市青少年育成功労者等と町会関係功績者の顕彰式を、11月21日(月)に、市役所(花園2)別館3階第1委員会室で開き、10年以上の長きにわたる功績や善行を称えた。
11:00から、小樽地区保護司会・馬場孝治会長をはじめ、来賓、関係者が見守る中、小樽市青少年育成功労者の個人12名と団体2名に、森井秀明市長から1人ずつ賞状が贈られた。
市では、平成3(1991)年度から、各町内会で青少年の健全育成のために10年以上務めた個人・団体・青少年センターの補導員と10年以上務め非行防止に尽力した個人を顕彰している。今回の12名と2団体を合わせると、個人は延べ334名を、団体では32団体を顕彰している。団体は、2012(平成24)年以降該当者はなく久しぶりの受賞となった。個人の受賞者12名のうち、4名が2回目の受賞だった。
森井市長は、「ここにいる皆さんと市民1人1人が、子ども達を支え、一緒に育成していく環境が大切だと思う。引き続き、皆さんがリーダーシップを発揮し、多くの皆さんに啓発をしてもらいたい」と挨拶。
馬場会長は、「皆さんの子ども達に向けられる温かな心は、何者にも代えがたい確かなもので、未来を信じて活動する力こそ、最も必要とされている。子ども達が伸びやかに成長されることと思う」と祝辞を述べた。
受賞者を代表して、春香町会の西川義孝さんは、「この度の受賞を機に、私達一同は、微力ではあるが経験を活かし、生きる力を持った青少年の育成に取り組みたい」と謝辞を述べた。
13:00から同会場で、小樽市町会関係功績者顕彰式が開かれた。町会長職に10年以上在籍した5名と会長・副会長・各部長職に20年以上在籍した6名(欠席1名)に、表彰状が贈られた。
市は、単位町会役員(会長・副会長・各部長)の職に20年以上在籍し、町会活動に尽力した功績や善行を讃え表彰している。
小樽市総連合町会・増田榮治会長は、「長きにわたり町会活動の発展のために尽力され、心から感謝する。総連合町会としても、地域住民が小樽に住んで良かったと言えるまちづくりを目指している」と祝辞を述べた。
受賞者を代表して銭函新栄町会・上西敏春さんは、「町会と行政が密接に連繋を図りながら、より良い町会の運営を目指し、町会長をはじめ、役員・先輩が築き上げた町会をしっかりと守っていく責任がある。この表彰を胸に刻み、微力ではあるが町会発展のために尽くしたい」と謝辞を述べた。
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