北海浜節全国大会が、9月24日(日)9:30から、小樽市民センター(色内2)マリンホールで開かれた。
2002(平成14)年11月3日に第1回目が開催されてから、今年で16回目を迎えた。同実行委員会(佐々木清志大会長)が主催。
熟年の部(70才以上)・幼少年Ⅰ部(小学4年まで)・幼少年Ⅱ部(小学5年〜中学生)・一般の部(高校生以上69才まで)の4部門に分かれて競演した。
神奈川・埼玉など道内外の4歳~80歳代の146名が出場。全国大会とあって、優勝者経験のある人や優秀な愛好家が集まり、日頃の練習の成果を発揮した。
同実行委員会・宮下直之事務局長は、「前歌の一節を歌い、難易度が高い」と話した。
北海浜節は、千葉勝友氏の創作により、日本海のニシン漁で栄えた、当時の活気溢れる様子を生き生きと表現。小樽から全国へ発信し、日本を代表する名曲として成長。多くの愛好家によって歌われ続けている。
日和かつ子大会審査委員長を含め5名の審査員が、審査員席から厳しく審査を行った。
第1部・熟年の部にエントリーした81名から始まった。三味線や尺八、お囃子に合わせ堂々と歌い、自慢の喉を披露。
北海浜節を始めて30年の市内在住の今泉ノブ子さんは、「先生のアドバイスを聞き、何度も繰り返し練習している。ステージに上がることは年に数回しかないので、笑顔で歌えればと臨んだ。歌は心を伝えるものと、春は〜の出だしは明るく歌うように心がけている」と話した。
午後からは、前年度各部門優勝者の特別出演や第2部幼少年・第3部一般の部、表彰式と16:00まで続けられた。
次回の同大会は、2018(平成30)年9月16日(日)9:30から、小樽市民センター(色内2)マリンホール開催を予定している。
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