小樽出身のシンガーソングライター柿本七恵(26)が、11月1日(水)にファーストミニアルバムをリリースする。小樽のキャロル・キングという異名を持ち、CDデビュー前からCM曲や楽曲提供などで活躍中の柿本さんが、ミニアルバム「あまのじゃくロック」を小樽から全国に発信する。
柿本さんは小樽市長橋で育ち、4歳からピアノを始めた。小学校の時に生ドラムの演奏を聴き衝撃を受け、ドラムに興味を持った。高校1年生の時、バンド「FLOWER GARDEN」のドラムとして音楽活動を始めた。
自らも作詞・作曲をするようになり、女性ユニット「包丁とまな板」を結成。ギターボーカルとして、オリジナル曲を歌うようになり、数々の大会で優勝するなど実績を上げていった。
その後、「FLOWER GARDEN」と「包丁とまな板」の解散でソロで活動を始め、CM曲、おたる水族館のセイウチの赤ちゃん誕生祝いソング、現在大ヒット中の漫画「NANA」(矢沢あい著)のオムニバスCDに収録されるなど、才能が開花し認められていった。
昨年の潮まつりのステージで演奏し、現在所属する「Starman Records」(東京)の山本英幸社長からスカウトされ、11月1日にミニアルバム発売と同時にデビューすることになった。
ミニアルバム「あまのじゃくロック」は7曲入り。ポップなメロディとテクノが融合したものやブルージーなどジャンルを問わない1枚。「強がってしまい、素直になれない女の人に聴いてもらいたい。最初から最後まで1曲まるごと聴いてもらえる飽きない曲です」との自信作。7曲目の「火の町」は蘭島の漁火を見て作った曲で、「小樽の街をイメージして作った曲で、ぜひ小樽の人に聴いてもらいたい」
小樽を拠点に活動し、12月にライブの予定もある。ハスキーボイスとクールなサウンドで、今後の活躍が大いに期待される、小樽出身のシンガーソングライター。ミニアルバム「あまのじゃくロック」1,600円(税込)