多才なスポーツ団体が集結した「おたるスポーツフェスティバル」が、9月10日(日)9:30~14:30に小樽市総合体育館(花園5)で開かれた。
NPO法人小樽体育協会(外園光一会長)に所属する29団体が参加し、日頃の練習成果の発表や各団体の体験・展示、体育室をめぐるスタンプラリーが行われた。
市民ひとりひとりが、年齢や体力に応じた健康づくりや充実した人生を送ることができるよう、生涯スポーツの振興を目指すことを目的に開かれ、今年で9回目を迎えた。
アリーナを会場に18団体の実技発表が行われ、同会場と体育室で10団体の体験や見学、肺がん検診と健康相談コーナーも設けた。
小樽体操連盟(柴田昭夫会長)は、体操の練習と模範演技を披露。中体連の全道大会で優勝し全国大会へ出場した期待の選手で、西陵中3年の猪口夏鈴さんによる迫力ある演技が観客の注目を集めた。
小樽地区空手道連盟(丹羽忠昭会長、勧仁塾・敬天塾・錬空会・小松道場)の4歳~中学3年23名が、基本組手と形を披露。
おたる体操ジュニアクラブ(田中良明代表)は、小学1年~6年生12名が、演技力を養うために練習する体操ダンスを踊った。
踊りを終えて、小5女子は、「平均台が苦手なので上手になりたい」と話し、小6の女子2名も「色々な種目の技ができるようになりたい」と日々練習に励んでいる。
ダンスうんどう塾(小林英夫代表)は、ジュニアだけのヒップホップと、シニアのイキイキ健康体操を、カラフルな揃いのTシャツを着て元気に披露した。
ハーラウ フラ オ カ リーハウ(西村美穂子代表)は、「ヘイノアカレレオナーラン」と「ヴァイカ」、マウイ島にある山「マウナレオ」、「エクリ マーコウ」を優雅に踊った。
アリーナ横で、小樽漕艇協会(大滝俊次会長)によるボートの擬似体験が行われ、参加する子ども達で賑わった。
3台のローイングエルゴメーターを使い、200mを何秒かかるか体験。経験者で40秒・選手クラスで30秒・初めての大人で60秒だという。子ども達は、会員に励まされながらボート漕ぎに挑戦していた。
第1体育室では、日本スポーツ吹矢協会小樽運河支部(稲垣廣次会長)の吹矢を実際に体験でき、担当者から説明を聞き、参加者は的をめがけて矢を吹いていた。
第2体育室では、初参加の蘭島スクエアダンスサークル・ドリーム(浜谷幸枝代表)による体験会を実施。アメリカ開拓時代に生まれた8人1セットで踊るスクエアダンスに、30名ほどの参加者があり、会員25名と一緒に踊り、体験会を盛り上げた。
お楽しみ抽選会も開かれ、会場は終始賑やかな雰囲気に包まれた。
同体育協会は、明治から現在までの小樽のスポーツの歴史と写真を中心にまとめ、創立90周年記念誌(200ページ・2,000円)を発行。予約受付は9月15日まで。発売予定は10月9日体育の日。書店での販売はしていない。申込み:0134-33-3710 小樽市総合体育館
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