夏休みが開けた8月21日(月)、小樽市内の小中学校では始業式が行われ、児童・生徒の元気な声が1ヶ月ぶりに飛び交った。
北照高等学校(宮川恒美校長)では、約1ヶ月の夏休みが終わり、近隣の小樽中央墓地(緑5)で、始業式後の恒例行事「清掃ボランティア」が実施され、生徒は汗をかきながら活動に励んだ。
全校生徒218名と教職員約30名が、11:00前に同墓地に集合し、墓地に落ちている供物や散らかった花、ビニール袋などを拾い集めた。
今年で5回目となる同ボランティアは、、総合学習の一環として、地域の清掃活動を行うことで、生徒の奉仕の心を育むことを目的に実施されている。
市では高齢化が進み、墓地周辺の清掃が行き届かない家庭が増加しているという現状から、市役所戸籍住民課の協力のもと行われている。
同校野球部員1・2年生40名が集まり、墓地の中を歩きながら、火ばさみでゴミを集めていた。副部長の中山竜之介君(2年)は、「野球部が強くなるように、ゴミではなく運を拾う気持ちで参加している」と話した。女子サッカー部も、軽やかな足どりで急な坂を上り、ゴミを拾い集めた。
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