おたる潮まつりの2日目7月29日(土)は、祭りのメインイベント”潮ねりこみ”が、13:00から、おたる潮太鼓保存会(親隊・ハマナス隊)を先頭に、役員梯団が先導して花園グリーンロードをスタートした。
昨年に続き、市内小中学校が全校参加し、企業や各団体94梯団・約8,000人が市内中心部を、潮音頭と潮踊り唄に合わせてねりこみ、祭りを盛り上げた。
コースとなる花園銀座商店街・サンモール商店街・中央通り・駅前通りの沿道には、大勢の見物客が囲み、我が子や孫・知人や友人らの踊る姿に拍手を贈った。
入船小学校は、閉校前の最後の思い出に、児童・職員・保護者120人が、緑小学校も今年が最後となり、全校児童と町内会で332名が踊りの列を作った。
松ヶ枝中と入船連合町会が、地域の絆で90名が出場。統合後2年目の手宮中央小学校は160名が集まり、チームワークを見せつけた。初めて参加した女子児童な、「すぐに踊りを覚えた。暑くて大変だった」と話した。
稲穂小学校は、2度の練習会を開き踊りをマスターし、児童・教員・保護者365名が揃いのTシャツで出場した。
見物していた人も踊りたくなったら飛び入り参加も大歓迎で、花園グリーンロードに、14:05と17:32に集合し、とびいりDE踊り隊梯団で、踊りの先生を手本に見よう見まねでねりこみを楽しんだ。1回目のとびいり隊は40名でスタートしたが、途中からどんどん参加して約70名が参加した。
陸上自衛隊第11特科隊(真駒内駐屯地)からは、過去最多の140名が参加。揃い迷彩服にお馴染みの半纏を着て、息の合ったパフォーマンスを披露。
北海道中央バスは、天狗さんも登場し、最後尾には8名による天狗太鼓が鳴り響いた。
おたる運がっぱと8月末で引退する石原裕次郎館のタルピー、商大くんも一緒に小樽商科大学の梯団に参加して踊りの流れに華を添えた。
ご当地キャラクターを活用して、北海道や各市町村をPRする「北海道ご当地キャラトレカ」を沿道の見物客に配布した。
会場周辺は、交通規制が敷かれ、幹線道路は渋滞が続き、駅前通りは祭りを楽しむ人で溢れていた。
30日は、中央ステージで戦隊ショーや潮太鼓の打演、ダンスや高校生による吹奏楽ステージ。海上では潮わたり。花園銀座商店街の角磯ハブタイ屋前から中央ステージ前までの神輿パレード。夜空には3,000発の花火大会などを予定している。
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