「小樽フォト虹彩」写真展、加藤正人水彩個展!


kosai.jpg 小樽フォト虹彩」の写真展と加藤正人さん(77)の水彩個展が、8月23日(水)から27日(日)まで、市立小樽美術館(色内1)市民ギャラリーで開かれている。
 「小樽フォト虹彩」(井上雅博会長)は、全日本写真連盟から独立した写真愛好家たちのグループ。50代から80代までの愛好家10人から成る。「フォトセントラル」というギャラリーを横浜で経営する小樽出身の田村美恵子さんの指導の下、2ヶ月に1回品評会を開き、技術向上を目指している。
 今回の写真展は2回目。モノクロ写真やカラー写真約60枚が並べられ、小樽の古い町並みや春の花、京都の桜など、写真家それぞれの思いが映し出されている。昨年に引き続き、京都を題材にした作品「京都ぶらり一人旅II」を展示している桜町の鈴木憲子さん(58)は、「3月下旬の4日間で撮影したが、雨や霙、雪、雷の悪天候となり、この中で撮影するのは本当に大変だった。今回、この悪天候の中でも春らしく見せようと撮影した努力を見てもらいたい」と作品を説明していた。
kato.jpg 加藤正人さんは初めて水彩個展を開いた。小学生から絵を描くことが好きで、仕事が落ち着いた1991(平成3)年から本格的に水彩画教室に通い始め、今回、講師の勧めで初個展を開くこととなった。個展には、これまで描いてきた作品約40点を展示している。にしんやほっけ、あじさいなど様々なものをモチーフとした作品で、加藤さんの15年の歩みを感じさせるものとなっている。
 加藤さんは「初めて個展を開いたので、それだけで嬉しい。日頃習っている作品を展示しているので、僕の気持ちが伝われば」と、会場内を回り展示した作品をじっくり見つめていた。
 「小樽フォト虹彩」の写真展は、27日(日)10:00~17:00(最終日16:30)まで。加藤正人さんの水彩個展は、27(日)10:00~18:00(最終日17:00)まで。入場無料。