小樽商大生の“Cafe Project”オープン 9/1!


cafepro.jpg 小樽商大の学生たちが仕入れや店作りなど一から作り上げるカフェ「Cafe Project」(色内2)が、9月1日(金)にオープンする。商大のゼミ生が店を経営・運営することは初めてのことで、市内で話題となっている。
 「Cafe Project」(カフェプロ)を経営・運営するのは、商学部商学科3年・木村康知博士(木村ゼミ)所属の7人。
 社会人学生の西本みゆきさんが「店を出したいが学校を卒業するまではと思っていた時に、この店の場所の話があり、木村先生からも店についての話があり、タイミングが重なった」と、ゼミ内の学生に呼び掛け、今年5月からプロジェクトチームを発足させた。
 西本さんが経営者となり、「一からやってみたい」と、手続きや仕入れなど運営はすべて学生たちが行う。「商大と小樽市民の交流の場として利用してもらいたい。ゆっくり長い時間をかけておしゃべりを楽しんでもらいたい店」をコンセプトに、値段設定や内装すべて作り上げていった。
 8月4日から6日までの3日間でプレオープンし、口コミだけの宣伝にも関わらず、3日間で約80人の集客があり、利益も多少あったという。観光客も飛び入りで来店したり、話題性があることを確認した。しかし、課題も多く、客からは「安すぎ」、「量が多すぎる」などの指摘も。
 現在、9月1日(金)オープンに向けて、3日間のプレオープンで得たヒントや課題を改善しながら準備を進める。南国の雰囲気を漂わすワラや木を使った内装に、カウンターとテーブル席を用意。ロフトも2つ設けられ、団体客の利用もOKだ。
 ビールは420円と安く、料理もパスタやピラフ・カレーなど豊富なメニューを用意し、500円~600円台の価格設定の予定。オススメは、店長の谷本貴之さん(21)の水餃子。「毎日作りたてのおいしいものを提供する」と意気込む。
 「プレオープンの時に、1年に1回だけ小樽に戻るという人が来てくれて、来年も来るからと言われたので、まずは1年間、店の看板の電気をつけて、なんとか維持させていきたい」を目標にしている。今後は、ネットなどを利用し宣伝をしていくことにしている。
 「Cafe Project」 色内2-10-23