第51回おたる潮まつりの実行委員会発会式が、6月7日(水)14:00から、小樽市公会堂(花園5)大ホールで開かれ、役員や実行委員ら約50名が出席した。
昨年は50回目の節目を迎え、入込数は、49回目より15万人多い128万人となり賑わった。
3年間の任期を終えた杉江俊太郎前実行委員長に代わり、平松正人氏(角一商会代表取締役・小樽商工会議所副会頭)が新実行委員長を務め、2017(平成29)年度ミスおたるの川口莉奈さんと澤谷明依里さんがミス潮となり祭りに華を添える。
平松実行委員長は、「夏の風物詩、小樽のまちの一大イベントとして定着し、小樽の観光に欠かせない祭り。昨年50回の節目を迎え、100年の半分が過ぎた。新しい一歩を踏み出す気持ちで、潮まつりを作っていきたい。皆さんの協力をお願いしたい」と挨拶した。
開催期間は、7月28日(金)~30日(日)の3日間。小樽港第3号埠頭基部および市内中心部で、「半世紀の歴史を超え”潮”新時代」をサブテーマに、新たなまつりを作り出す第一歩を踏み出す意味を込めて開催する。
同まつりの魅力をすべて分かるよう、デザインを見直したポスター(B2版フルカラー)は、2,100枚印刷。本日から市内外や北海道などの関係機関、報道・金融・交通機関、宿泊施設等に配布する。
基本行事について、初日28日(金)は、潮まつり安全祈願式で無事の開催を願い、潮ふれこみ・開会式を実施し、1,000発の花火で開催を祝う。2日目の29日(土)は、初企画HBCラジオ「カーナビラジオ午後1番!」公開生放送を実施。潮ねりこみコンテストでは、昨年に続き、市内小中学校全校参加を継続し、企業や団体の参加を増強する。
最終日30日(日)は、潮船団による会場パレードの潮わたり・神輿パレード・宮入・2,000発の花火後に、さようなら潮音頭で祭りを締めくくる。
ステージでは、これまで祭りを盛り上げてきた小樽ゆかりの大スター石原裕次郎さんになりきって歌う「潮まつりで石原裕次郎を唄う」は、同記念館が8月末で閉館となりゲストを招いた企画も廃止する。市内高校生の吹奏楽部の出演を依頼中。カラオケ大会や戦隊キャラクターショー等を予定している。
今回の予算に関しては、市補助金は前回より250万円減の520万。協賛金収入は、前回より330万円減の1,169万円などを合わせて3,567万円を計上。前回決算額5,284万円より1,717万円減額した。
子ども達に注視するため新たにKIDS委員会を設置。今後のスケジュールについては、別紙参照
なお、同まつり出店者の公募に関して、現在、マリン広場において2区画の空きがある。今週中に2次募集する予定。
◎おたる潮まつり