生本まぐろ解体ショー!小樽サンモールネオ!


maguro.jpg 旧丸井今井の地下1階と1階の2フロアーを利用して営業している小樽サンモールネオ(稲穂2)で、、8月10日(木)12:00と15:00の2回、生本まぐろの解体ショーが行われた。
 解体ショーを行ったのは、7月14日に地下1階にオープンした魚屋「おさない」。同店は、小樽の寿司屋を代表する「おたる政寿司」の直営店。新鮮で特上の魚を取り揃えていることで知られる。
 本まぐろを解体したのは、同店と取引があり、札幌中央市場で43年間せり師をしていた竹田四郎さん(70)の親子。この日の本まぐろは、1本80kg、約25万円の鳥取沖のもので、長さ1.5m、幅60cmの大物。大きな包丁を使い、背、腹と切りながら、あっという間に、大きなマグロを400人分(1人分100g・8枚きり)に下ろした。
 試食のまぐろに「おいしい」と舌鼓を打つ買い物客が、好みの部分をお目当てに長い列を作り、1パック1,050円で、あれよあれよという間に完売した。下ろしたてのまぐろ2パックを買った花園の長屋敏子さん(58)は「まぐろを切っている時に、自分がほしいところを選んで買えたのですごくうれしい。まぐろが大好きなので晩ご飯がすごく楽しみです」と、買い物袋を片手に帰って行った。
 同店の長内晋也さんは「年中生のまぐろを販売しているので、時期時期のまぐろを、お客さんの前で解体して買ってもらう。うちは天然のまぐろにこだわって、絶対養殖のものは置かないようにしている」と自負し、来月にも解体ショーを行うことにしている。