高速道路小樽JCTフル化実現!商議所議員総会


 小樽商工会議所の第134回通常議員総会が、3月31日(金)10:30から小樽経済センター(稲穂2)7階大ホールで開催され、2017(平成29)年度の事業計画案と収支予算案が了承された。◎事業計画案
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 冒頭、山本秀明会頭は、国の進める地方創生について触れ、「地方創生では、域内のお金の循環を徹底的にやるとしており、そのためには、それぞれの地域の特色ある観光振興をきちんと進め、特にそれに伴う社会資本整備、1つは新幹線、1つは高速道路、クルーズ客船の港湾整備を行うことが触れられている。これは、まったく今の小樽の状況に当てはまる話であり、商工会議所が進めているプロジェクトの内容に一致すると考える」と話した。
 また、去る3月16日に、余市・岩内・倶知安の3商工会議所とともに、2018(平成30)年度開通予定の高速道路小樽ー余市間に整備される、小樽ジャンクション(JCT)のフルジャンクション化(フル化)を求める国土交通省への要望活動に触れ、「ハーフからフル化への設計変更の認可を3月中に下ろすという返事をもらった。0331occi2.jpgフル化については、会頭に就任した7年前から、市長、議長と共に陳情を行ってきたので、今回の認可にはホッとしており、地元にとってプラスになることだと思う」と話した。
 同日14:00からは、東日本高速道路株式会社(NEXCO東日本)が、3月31日付けで国土交通大臣から小樽JCTフル化の事業許可を受けたことを発表した。
 同JCTは、朝里インターチェンジ(IC)の東に設置され、小樽市街方面と余市方面へ分岐する形となっている。nexcopress-map.jpg
 これまでは、札幌方面から余市方面へは行けるが、小樽IC・朝里ICから余市方面へ行くことのできないハーフジャンクションの計画だったが、フル化により小樽IC・朝里ICからも余市方面へ行くことができるようになる。
 高速道路は2018(平成30)年度完成予定だが、小樽JCTの朝里IC方面から余市方面への連絡道路(ランプ)は、橋脚などの工事を要するため30年度の完成に間に合わない予定。
 小樽商工会議所HP 小樽市HP(高速道路)