西條産業株式会社(有幌町2・西條文雪代表取締役)は、小樽市社会福祉協議会から、福祉除雪ボランティアの依頼を受け、1月28日(土)8:45同社に集合し、午前中を目処に除雪作業を実施した。
今回の指定地区は、潮見台地区4ヶ所・真栄地区1ヶ所で、5班に分かれて総勢25名の男女が、雪が降る悪天候の中、雪に埋もれた道路や屋根からの落雪で塞がった窓等の除雪を行った。
福祉除雪ボランティアとは、自力での除排雪が困難な高齢者等の世帯を対象に、生活路の確保や危険の除去を目的に実施し、社協が窓口となり協力団体を募っている。
同社は、昨年は少雪のため中止としたが、土曜日の休日を返上して今回で6回目を迎えた。
「社会的共生と地域貢献」という経営理念を掲げている同社社員有志が、札幌・地元を問わず快く協力。スコップや雪かき用ダンプなどを使い、降り積もった雪を段取り良く取り除いていった。
担当した潮見台地区は坂が多く、到着時は、生活道路も雪に埋もれた獣道状態。1mほどの道幅とあるが、病人が住んでいると聞き、予定よりも広めに雪をどけ生活路を広く確保した。
西條氏は、「地域で仕事をしている会社なので、どう貢献できるかが重要。休日に合わせて社員が協力している」と話し、除雪作業に励んでいた。
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