鰊御殿や水族館のある市内祝津の日和山海岸で、7月9日(日)10:00から、約50人のボランティアが集まり、海岸清掃に精を出した。
小樽の名所・日和山海岸の清掃は、「国定公園小樽海岸をきれいにする会」(熊澤隆樹会長)が主催するもので、小樽市漁業協同組合・おたる水族館公社・ホテルノイシュロス小樽の協賛で行われた。
気持ち良い快晴が広がる祝津の海岸には、家族連れや幅広い世代の人たち約50名が参加し、旧展望閣下の海岸、水族館内や祝津海水浴場周辺のゴミ拾い作業を行った。
海岸には、プラスチックゴミや空缶など不燃ゴミが落ちているのが目立ったが、参加者からは「年々清掃活動を重ね、海岸利用者の人もきれいに使ってくれている」と、3 年前から始めた成果が徐々に現れてきているという。
参加していた熊澤範子さん(62)さんは、「小樽で一番良い所だから、ゴミが落ちていたらみっともないので、ぜひきれいにしたいと3年前から始めました。今年も多くの人が参加してくれて、お陰できれいな海岸になりました」とゴミを集めていた。最高齢の中村泰子さん(85)は、「今年は足の調子が良くて参加しました。ゴミを拾って役に立つと思うと頑張れる。海岸をきれいにして色々な人に来てもらいたい。今日は天気も良く、美味しい空気を吸って気持ちがすがすがしいですね」と笑顔で話していた。