第93回あしなが学生募金が、10月22日(土)から全国約200ヶ所で始まった。北海道では、10月15日(土)・16日(日)・22日(土)・23日(日)の4日間の日程で、札幌・小樽・旭川・函館・北見の5都市7会場で実施されている。
春開催の92回では、全国で募金総額1億3,896万5,526円が集まり、熊本地震で親を失った子ども達の特別給付金など、熊本地震被災者支援のために4,632万1,842円をあしなが育英会に給付金として寄付。9,264万3,684円を日本赤十字社に義援金として寄付した。北海道では約560万円の寄付が集まっている。
これまでは、国内の遺児の就学支援のための寄付を募ってきたが、今回からアフリカの遺児達の高等教育支援も実施し、新たな一歩を踏み出した。
10月22日(土)10:00〜18:00に、ウイングベイ小樽(築港11)1階5番街ネイチャーチャンバーで、あしなが学生募金小樽地区事務局員4名と双葉7名・桜陽1名・北照2名・潮陵2名の高校生ボランティアが参加して、通行人に募金の協力を呼びかけた。
この4日間で、桜陽・商業・潮陵・双葉・北照高校から延べ約70人の参加を予定し、目標額は50万円。92回目の小樽では、過去最高の約60万円弱が集まり、あしなが学生募金に関する理解が高いことが伺える結果に、関係者一堂は喜んだ。今回は、前回に比べると厳しい状況だという。
双葉高校奉仕活動部・庄恵梨子さん(1年)は、「親切な方が沢山いて、やりがいのある仕事」と話し、同・金澤優希さん(1年)は、「春も参加した。通りすがりの人達に興味をもってもらいたい。今後も続けたい」と話した。
小樽拠点責任者・大黒駿平さん(20・学生)は、局員としては3年目、責任者として1年目。「前回は、多くの協力が集まり、今回も皆さんの協力をお願いしたい。高校生の時に、同会が実施しているサマーキャンプに参加し、あしながさんについて知り、恩返ししたいという気持ちと、責任者となり場所の提供者との打ち合わせや高校生ボランティアとの連絡など、社会経験となることも多く、自分の成長に繋げたいと参加している」と話した。
◎あしなが育英会
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