小樽公園見晴台駐車場が、9月23日(金)から12月16日(金)まで、整備工事のため使用出来なくなっている。
この工事は、駐車場から子どもの国ゾーンへの園路のバリアフリー化と見晴台の老朽化した柵や縁石の整備などで、予算は8,700万円。
バリアフリー化工事は、ガタガタ道を整地し歩道幅を広げ、車いすでも通れるようにする。整備工事で茂っていた木を一部伐採したため、海が見渡せるようになった。
市公園緑地課によると、平成25年度から34年度まで10ヵ年計画の「小樽市公園施設長寿命化計画」に基づき、公園整備を進めている。
平成26年度に日本庭園の周辺整備、27年度に炎の塔の広場の整備を行っており、来年度は、公園内の園路や案内看板を直す予定。
見晴台駐車場工事の様子
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園路バリアフリー化工事
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見晴台の様子
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駐車場にあった
ラジオ体操ひろばの像 |
同課では、「小樽公園は、勾配のある場所にあるので、なかなか整備も難しいが、少しでも利用しやすくするよう取り組んでいきたい」と話している。
小樽公園は、1900年(明治33年)に開設され、日本人初の公園デザイナーとして、全国各地に名園を残した長岡安平氏が手掛けたことで知られる。
昔の小樽公園の写真には、見晴台から小樽の街や石狩湾を望むことができる様子が見られるが、今回の整備工事で、そんな往時の公園の雰囲気も復活しそうだ。
◎長岡安平
◎小樽市公園施設長寿命化計画