小樽市議会第3回定例会、9月16日(金)13:00から、自民党酒井隆行議員の中断していた一般質問を再開した。
酒井議員は、14日(水)、新幹線新小樽駅周辺まちづくり計画の策定会議に、商工会議所が委員として参画することを希望しているにも関わらず、森井市長がそれを認めない状況を取り上げた。
他の団体で、各種委員会等に参加を希望しているにも関わらず認めない例があるのかどうか質問したが、市の答弁が要領を得ず、森井市長が、「そもそも市の答弁が間違えていた」と発言したことから議会が中断していた。
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冒頭、森井市長は、議会が中断する原因となった、その場しのぎの無責任な発言を撤回し、引き続き、前田一信総務部長が、各種委員会等への参画の希望に対して、商工会議所のような協議をしている団体は他に無いことを明らかにした。
酒井議員が「なぜ、商工会議所のみを狙い撃ちにするのか理解できない。市長は、これまで商工会議所との連携は重要で必須と述べてきたが、新幹線駅の策定会議に委員として参画させる気があるのか?」と質した。
これに対し、森井市長は、「自分の考えを受け入れないなら、委員にするつもりはない」と答弁した。◎H280916 小樽市議会本会議 一般質問
森井市長の発言は、自分と考えの違う市民を受け入れず排除する考え方を露にした。これは、多様な市民の意見に耳を傾けるべき市長が、市長と異なる市民の意見に耳を傾けない頑なな態度を示したもので、今後、各方面に波紋を広げそうだ。
◎あんてつが行く