小樽人権擁護委員協議会は、9月7日(水)、初めて特設人権相談所を小樽市総合福祉センター(富岡1)に出張し、「高齢者・障害者の人権あんしん相談」を行った。
同協議会に所属する9名の人権擁護委員が参加し、10:00〜15:00の5時間、4階研修会議室に相談所を設置して相談にあたった。
通常の人権相談は、札幌法務局小樽支局庁舎内で行っており、特に「女性の人権」「子どもの人権」「高齢者・障害者の人権」など、それぞれの人権課題についての相談や啓発を行う強化月間には、特設人権相談所を同支局内に設置しているが、今回は、その特設人権相談所を、市民にとって交通の便の良い同センターに出張した。
9月は高齢者の人権の強化月間となっていることから、高齢者・障害者の相談を主に行った。
小樽人権擁護委員協議会の島常雄副会長は、「人権相談というと何か敷居が高いものと思うかもしれませんが、人権擁護委員には弁護士や民生委員などもおり、幅広いネットワークもあるので、どんなことでも良いので相談していただければ、お役に立てると思います」と話し、同会の小澤倭文夫事務局長は、「特設人権相談所の出張については、今後も続けて行ければ」と語った。
なお、人権相談は無料で、電話での相談も受け付けている。0570-003–110(全国共通)人権相談(みんなの人権110番)
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