北海道勧仁塾道場(山村弘一首席師範・緑1)の桜町の玉木章太くん(15)と札幌の石塚将也くん(12)が、6月18日(日)に北広島市総合体育館で行われた「第11回全道中学生空手道選手権大会」で1位と2位となり、全国大会に出場することになった。
玉木くんは、全道大会で形と組手個人戦で優勝し2冠を達成した。小学校1年生の頃から空手を始め、「辛かったことは一度もない。空手なしでは駄目だ」という。昨年も形で全国大会に出場したが1回戦で破れ、今年の全国大会でリベンジに気合が入る。
「今年、全道大会で形と組手の両方で優勝出来てうれしい。全道大会では、最初は緊張し厳しい戦いとなったが、勝ち進んでいって緊張もほぐれ体も動くようになった。両方の全国大会の切符を手にしたので、いっぱい練習して悔いの残らない大会にしたい。最後の中体連なのでがんばっていきたい」と闘志を燃やしていた。
組手の2位で全国大会へ出場する石塚くんも、小学校1年生から空手を始めた。「今回初めての全道大会だったので負けると思ったけど、1回戦で勝って緊張がとれて2位で全国に行けることがうれしい。全国大会ではとりあえず1勝出来たらいいな。まずは一生懸命練習します」と練習に励んでいた。
同道場の山村首席師範は、「玉木は2回目の全国大会で結構良いところまで行くのではないだろうか。石塚は1年生だから良い経験になるだろう」と2選手に期待していた。
「第14回全国中学生空手道選手権大会」は、8月19日(土)から20日(日)まで、京都市体育館で行われる。(写真:左・玉木章太くん、右・石塚将也くん)